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ラス恋 運営事務局
執筆者ラス恋 運営事務局
2026年1月5日

結婚のメリットとは?統計データと実体験から徹底解説【2026年最新版】

 結婚のメリットとは?統計データと実体験から徹底解説【2026年最新版】

「結婚にメリットはあるの?」「本当に結婚する必要がある?」そんな疑問を抱えていませんか?
本記事では、結婚のメリットを経済的・精神的・社会的な3つの側面から徹底解説します。
配偶者控除による年間最大38万円の節税効果、社会保険の扶養制度、住居費の削減など、具体的な数字とともにわかりやすく紹介。

男女別・年代別・共働き夫婦向けのメリットや、デメリットへの対策まで網羅しています。
結婚を迷っている方、決断の後押しが欲しい方は、ぜひ最後までお読みください!

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結論:結婚にメリットはあるのか?ないのか?

「結婚にメリットはあるのか」という問いに対する答えは、「確実にある」です。ただし、そのメリットを実感できるかどうかは、あなた自身の状況やパートナーとの関係性によって変わります。本記事では、経済的・精神的・社会的な3つの側面から、客観的データと具体的な数字に基づいて結婚のメリットを徹底解説します。

結婚のメリットは、配偶者控除や社会保険の扶養制度による年間数十万円の節税効果、人生を共に歩むパートナーがいることで得られる心の安定、そして住宅ローン審査や職場での信用向上といった社会的評価の3つに大別されます。国税庁の資料によれば、配偶者控除だけでも最大38万円の所得控除が受けられ、年収500万円の場合は年間約7.6万円の節税になります。

「結婚にメリットはない」という意見を耳にして迷っている方もいるでしょう。確かに、自由な時間の減少や経済的な責任の増加といったデメリットは存在します。しかし、内閣府が実施した「令和4年版 少子化社会対策白書」のデータでは、既婚者の生活満足度は未婚者より高い傾向にあることが示されています。結婚のメリット・デメリットを正しく理解し、自分にとって最適な選択をするための情報を、これから詳しくお伝えしていきます。

【早見表】結婚のメリット vs デメリットを比較

結婚を検討する際、メリットとデメリットの全体像を把握することが重要です。ここでは、結婚によって得られるメリット12項目と、考慮すべきデメリット5項目を一覧で比較し、あなたの判断材料を提供します。


結婚の12大メリット一覧

結婚には経済的・精神的・社会的な側面から、さまざまなメリットがあります。ここでは代表的な12のメリットを整理して紹介します。専門用語を使わず、シンプルに理解できる形でまとめていますので、まずは全体像を把握してください。なお、各メリットの詳細については、後の章で具体的な数字やデータとともに解説します。

分類

メリット

概要

経済的

①税制優遇

配偶者控除で年間最大38万円の所得控除

経済的

②社会保険の扶養

扶養に入れば年間約38万円の保険料節約

経済的

③住居費の削減

二人暮らしで月3〜5万円の節約

経済的

④老後資金の形成

2人で貯蓄することで効率的に資産形成

経済的

⑤相続・贈与の優遇

配偶者は最大1億6,000万円まで相続税非課税

経済的

⑥資産形成の加速

共働きで世帯収入アップ、投資効率向上

経済的

⑦補助金・手当

出産一時金50万円、児童手当など

精神的

⑧心の安定

支え合える存在がいる安心感

精神的

⑨人間的成長

パートナーとの生活で視野が広がる

精神的

⑩孤独感の解消

帰る場所・待つ人がいる安心

社会的

⑪社会的信用向上

ローン審査や職場評価でプラス

社会的

⑫人間関係の拡大

義家族や配偶者の友人との新たなつながり


結婚の主な5つのデメリット

結婚にはメリットだけでなく、考慮すべきデメリットも存在します。公平な判断をするためには、リスク面も正直に把握することが重要です。ここでは主な5つのデメリットを紹介しますが、これらは対策次第で軽減できるものも多いため、後の章で具体的な対処法も解説します。

デメリット

概要

対策の有無

①自由時間の減少

一人の時間が減り、趣味や交友関係に制限

対策可能

②経済的責任の増加

家族を養う責任、支出の増加

対策可能

③人間関係の複雑化

義家族との付き合い、親戚関係

対策可能

④離婚リスク

約3組に1組が離婚、財産分与の問題

対策可能

⑤価値観の相違

生活習慣や金銭感覚の違いによるストレス

対策可能

厚生労働省の「令和4年人口動態統計」によると、2022年の婚姻件数は約50万組、離婚件数は約18万組となっています。離婚率は約35%という数字ですが、これは「結婚した3組に1組が離婚する」という意味ではなく、その年の婚姻件数と離婚件数の比率です。実際には、結婚生活を継続している夫婦が大多数であり、パートナー選びと結婚後のコミュニケーション次第でリスクは大幅に軽減できます。

結婚の経済的メリット7選【お金・税金・法律で得する制度】

結婚による経済的メリットは、感覚的なものではなく、具体的な数字で示すことができます。税制優遇、社会保険、住居費、相続など、さまざまな制度を活用することで、年間数十万円から数百万円の経済的恩恵を受けられる可能性があります。


①税制優遇のメリット【年間最大38万円の所得控除】

結婚による税制優遇の代表格が「配偶者控除」と「配偶者特別控除」です。配偶者の年収が一定以下の場合、納税者本人の所得から最大38万円を控除できます。国税庁の資料によると、配偶者控除は配偶者の年収が103万円以下の場合に適用され、103万円を超えても201万円以下であれば配偶者特別控除が段階的に適用されます。

具体的な節税額は納税者の年収によって異なります。年収500万円の会社員の場合、所得税率は20%、住民税率は10%となるため、38万円の控除で年間約11.4万円の節税効果が得られます。年収700万円であれば所得税率が23%に上がるため、節税額は約12.5万円に増加します。ただし、納税者本人の合計所得金額が1,000万円を超える場合は配偶者控除を受けられないため、高所得者は注意が必要です。

納税者の年収

所得税率

住民税率

38万円控除時の節税額

400万円

10%

10%

約7.6万円

500万円

20%

10%

約11.4万円

700万円

23%

10%

約12.5万円

900万円

33%

10%

約16.3万円


②社会保険の扶養制度【年間約38万円の節約】

配偶者が社会保険の扶養に入ることで、健康保険料と国民年金保険料の負担がなくなります。これは結婚による経済的メリットの中でも特に大きな効果をもたらす制度です。日本年金機構の資料によれば、第3号被保険者として認定されると、配偶者自身は保険料を納付せずに国民年金に加入している扱いとなり、将来の年金受給権も確保されます。

具体的な節約額を計算すると、国民健康保険料は自治体や所得によって異なりますが、年間約15〜25万円程度が一般的です。国民年金保険料は2024年度で月額16,980円、年間約20.4万円となっています。これらを合計すると、扶養に入ることで年間約35〜45万円の節約になります。扶養の条件は、配偶者の年収が130万円未満であることが基本ですが、従業員101人以上の企業で働く場合は106万円未満となる点に注意が必要です。


③住居費の削減効果【月額3〜5万円の節約】

二人暮らしになることで、一人あたりの住居費は大幅に削減されます。総務省の「家計調査」によると、単身世帯の平均家賃は約5〜6万円ですが、二人以上世帯でも8〜10万円程度に収まるケースが多く、一人あたりに換算すると4〜5万円となります。つまり、それぞれが一人暮らしをしていた場合と比較して、月額3〜5万円、年間36〜60万円の節約が可能です。

住居費の削減効果は家賃だけにとどまりません。光熱費も二人で分担することで一人あたりの負担が軽減されます。電気代、ガス代、水道代は世帯人数が増えても倍にはならないため、一人暮らし時代の合計額より確実に安くなります。また、家具や家電も共有できるため、初期費用や買い替え費用の節約にもつながります。新生活を始める際の引っ越し費用も、二回分が一回分で済むというメリットがあります。


④老後資金の形成が楽になる

結婚することで老後資金の形成が効率的になります。金融庁の報告書で話題となった「老後2,000万円問題」は、夫婦二人世帯を想定した試算でした。単身者の場合、すべての生活費を一人で賄う必要があるため、老後資金の必要額は相対的に高くなります。一方、夫婦であれば住居費や光熱費などの固定費を分担でき、効率的な資産形成が可能になります。

総務省の「家計調査報告」によると、65歳以上の夫婦のみ無職世帯の月間支出は約26万円、単身無職世帯は約15万円です。一見すると夫婦世帯の方が支出が多いように見えますが、一人あたりに換算すると約13万円となり、単身世帯より2万円ほど少なく済んでいます。これは20年間で約480万円の差となり、老後の経済的余裕に大きく影響します。さらに、夫婦であれば年金も二人分受給できるため、収入面でも有利になります。


⑤相続・贈与の優遇措置【最大1.6億円の控除】

法律婚の配偶者には、相続税において非常に大きな優遇措置が設けられています。国税庁の資料によると、「配偶者の税額軽減」制度により、配偶者が相続する財産は1億6,000万円または法定相続分のいずれか大きい金額まで相続税がかかりません。これは他の相続人にはない、配偶者だけの特権といえる制度です。

贈与税においても配偶者には優遇措置があります。婚姻期間が20年以上の夫婦間で居住用不動産を贈与する場合、最大2,000万円まで非課税となる「おしどり贈与」制度が利用できます。通常の贈与税の基礎控除110万円と合わせると、2,110万円まで非課税で贈与が可能です。これらの制度は事実婚では適用されないため、法律婚の大きなメリットといえます。財産が多い家庭ほど、この優遇措置の恩恵は大きくなります。


⑥共有財産による資産形成の加速

夫婦で協力して資産形成を行うことで、単身者よりも効率的に資産を増やすことができます。共働き世帯であれば世帯収入が増加し、その分を投資に回すことで複利効果を最大限に活用できます。金融庁が推進するNISA制度も、夫婦それぞれが口座を開設すれば非課税投資枠は2倍になります。

具体的に試算すると、2024年から始まった新NISAでは、一人あたり年間360万円、生涯で1,800万円までの非課税投資枠があります。夫婦であれば合計で年間720万円、生涯3,600万円の非課税枠を活用できます。仮に夫婦で毎月10万円ずつ、合計20万円を年利5%で20年間積み立てた場合、元本2,400万円に対して運用益は約1,700万円となり、この運用益に税金がかからないメリットは非常に大きいといえます。


⑦各種補助金・手当の優遇

結婚を機に、さまざまな補助金や手当を受けられるようになります。特に出産・育児に関する支援は手厚く、経済的な負担を大きく軽減してくれます。厚生労働省の資料によると、出産育児一時金は2023年4月から50万円に増額され、出産費用の大部分をカバーできるようになりました。児童手当も拡充が進み、子育て世帯への経済的支援は年々充実しています。

主な補助金・手当を一覧にすると、出産育児一時金50万円、児童手当は0〜3歳未満で月1.5万円、3歳〜小学校修了まで月1万円、中学生で月1万円となっています。育児休業給付金は休業前賃金の67%が支給され、産前産後休業中は社会保険料が免除されます。自治体によっては結婚新生活支援事業として、新婚世帯に最大60万円の補助金を支給している地域もあります。これらを合計すると、子ども一人あたり数百万円規模の経済的支援を受けられる計算になります。

制度名

支給額・内容

出産育児一時金

50万円

児童手当(0〜3歳未満)

月1.5万円

児童手当(3歳〜小学校修了)

月1万円(第3子以降は1.5万円)

児童手当(中学生)

月1万円

育児休業給付金

休業前賃金の67%(180日まで)、50%(181日以降)

結婚新生活支援事業

最大60万円(自治体による)

結婚の精神的メリット【心の安定と幸福度】

結婚のメリットは経済面だけではありません。精神的・心理的な側面でも、結婚は大きなプラスをもたらします。パートナーや親に「なぜ結婚するのか」を説明する際、数字では表しにくいこの精神的メリットこそが、実は結婚の本質的な価値といえるかもしれません。


心の安定と安心感

結婚することで得られる最大の精神的メリットは、人生を共に歩むパートナーがいるという安心感です。仕事で辛いことがあっても、体調を崩しても、帰る場所に待っている人がいるという事実は、日々の生活に大きな心の支えをもたらします。一人暮らしでは得られない「誰かがそばにいる」という感覚は、言葉にしにくいけれど確実に存在する精神的な安定感です。

この安心感は単なる気持ちの問題ではなく、実際の健康にも影響を与えることが研究で示されています。信頼できるパートナーの存在は、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制する効果があるとされています。また、困ったときに相談できる相手がいることで、問題を一人で抱え込まずに済み、精神的な負担が軽減されます。「結婚して良かった」と実感する瞬間は、こうした日常の何気ない場面に多く存在するのです。


人生のパートナーとしての成長

結婚は単なる制度や契約ではなく、人間的な成長の機会でもあります。異なる価値観や生活習慣を持つ他者と生活を共にすることで、自分一人では気づかなかった視点や考え方に触れることができます。時には意見の相違から衝突することもありますが、それを乗り越える過程で対話力や忍耐力、相手を理解しようとする姿勢が養われていきます。

パートナーとの関係は、自分自身を映す鏡のような役割も果たします。相手の反応を通じて自分の言動を振り返り、より良い人間関係の築き方を学ぶ機会になります。また、家族という単位で物事を考えるようになることで、視野が広がり、長期的な視点で人生を計画する習慣が身につきます。こうした成長は、仕事や他の人間関係にもポジティブな影響を与え、人生全体の質を高めることにつながります。


幸福度の科学的検証【データで見る既婚者の幸福度】

「既婚者は独身者より幸福度が高い」という傾向は、複数の調査研究で示されています。内閣府の調査によると、「幸福度が高い」と答えた割合は既婚者で55.0%、未婚者で42.4%となっており、約13ポイントの差が見られます。この傾向は日本だけでなく、世界価値観調査においても、調査対象77カ国で共通して既婚者の幸福度が高いことが報告されています。

東洋経済オンラインの分析によれば、幸福度は「未婚者より既婚者のほうが高く、男性より女性のほうが高い」という傾向があり、特に40〜50代の未婚男性の幸福度が際立って低いことが指摘されています。また、タメニー株式会社が2023年に実施した幸福度調査では、すべての質問項目において未婚者よりも既婚者のほうが幸福度が高い結果となりました。ただし、これらは相関関係であり、「結婚すれば必ず幸せになる」という因果関係を示すものではない点には注意が必要です。


孤独感の解消と帰属意識

結婚は孤独感の解消に大きく寄与します。単身世帯では「一人で食事をする」「話し相手がいない」といった孤独を感じる場面が多くなりがちですが、配偶者がいることでこれらの孤独感は大幅に軽減されます。特に休日や長期休暇、年末年始といった期間に、一緒に過ごす相手がいることの精神的な安心感は大きいものがあります。

帰属意識という観点でも、結婚は重要な意味を持ちます。「家族」という単位に属しているという感覚は、社会的なアイデンティティの一部となり、自分の存在意義や役割を感じる基盤になります。もちろん、結婚しなくても孤独を感じない人もいますし、結婚していても孤独を感じる人もいます。重要なのは、パートナーとの良好な関係性を築けるかどうかであり、結婚という形式そのものよりも、その中身が孤独感の解消に影響するという点を理解しておく必要があります。

結婚の社会的メリット【信用・ネットワーク・キャリア】

結婚は個人の生活だけでなく、社会的な評価や人間関係にも影響を与えます。
住宅ローンの審査、職場での評価、人脈の広がりなど、結婚によって得られる社会的なメリットは意外と多いものです。
ここでは、結婚がもたらす社会的な変化について詳しく解説します!


人間関係ネットワークの拡大

結婚すると、配偶者を通じて人間関係のネットワークが大きく広がります。義両親、義兄弟姉妹、配偶者の親戚といった義家族とのつながりが生まれ、それまでとは異なるバックグラウンドを持つ人々と交流する機会が増えます。また、配偶者の友人や職場の同僚との接点も生まれ、自分一人では出会えなかった人々とのネットワークが構築されていきます。

このネットワークの拡大は、単なる人数の増加にとどまりません。異なる職業、異なる地域、異なる価値観を持つ人々との交流は、情報収集の幅を広げ、人生の選択肢を増やすことにもつながります。子どもが生まれれば、保育園や学校を通じたママ友・パパ友のネットワークも加わり、地域社会とのつながりも深まります。こうした人間関係の広がりは、困ったときの助け合いや、キャリアにおける新たな機会の発見にも役立つ重要な資産となります。


職場での評価への影響

結婚が職場での評価に影響を与えるかどうかは、業界や企業文化によって異なりますが、一定の傾向は存在します。特に伝統的な日本企業においては、既婚者は「責任感がある」「安定している」「長く働いてくれそう」というイメージを持たれやすく、昇進や重要なプロジェクトへのアサインでプラスに働くことがあります。営業職においては、既婚者のほうが顧客から信頼されやすいという声もあります。

ただし、この傾向は変化しつつあります。成果主義を重視する企業や外資系企業では、婚姻状況よりも実績やスキルが評価の中心となっており、既婚・未婚による差はほとんどありません。また、女性の場合は逆に「結婚・出産で辞めるのでは」という偏見から不利に働くケースもあり、これは改善すべき課題として認識されています。結婚による職場評価への影響は、時代とともに薄れつつあると考えるのが妥当でしょう。重要なのは、結婚の有無ではなく、仕事における実績とスキルです。

結婚のデメリットと対策【公平な視点で解説】

対策

結婚のメリットを理解した上で、デメリットについても正直に把握しておくことが重要です。
「失敗したくない」「後悔したくない」という不安を抱えている方にとって、リスクを事前に知っておくことは、より良い判断につながります。
ここでは結婚のデメリットと、その対策について公平な視点で解説します。


5つの主なデメリット

結婚には確かにデメリットも存在します。最も多く挙げられるのが「自由時間の減少」です。独身時代のように自分の好きなタイミングで好きなことをすることが難しくなり、趣味や友人との時間に制限が生まれます。次に「経済的責任の増加」があり、自分だけでなく家族の生活を支える責任が生じます。

「人間関係の複雑化」も見逃せないデメリットです。義両親や義兄弟姉妹との付き合い、親戚関係の調整など、独身時代にはなかった人間関係の負担が発生します。また「離婚リスク」についても理解しておく必要があります。厚生労働省の人口動態統計によると、2024年の婚姻件数約48万件に対し、離婚件数は約18万件となっています。さらに「価値観の相違によるストレス」も日常的なデメリットとして挙げられます。生活習慣や金銭感覚の違いから、日々小さなストレスが積み重なることがあります。


「結婚にメリットがない」と言われる理由

「結婚にメリットはない」という意見を耳にして混乱している方も多いでしょう。この主張にはいくつかの背景があります。まず、共働き世帯が増加したことで、配偶者控除や扶養制度のメリットを受けられない人が増えています。かつては専業主婦世帯が主流だったため、税制優遇のメリットが大きかったのですが、現代ではそのメリットが薄れているケースがあります。

また、女性の経済的自立が進んだことで、「経済的な理由で結婚する必要性」が低下しています。さらに、離婚率の上昇や熟年離婚の増加により、「結婚しても幸せになれるとは限らない」という認識が広がっています。SNSでは結婚生活の不満を発信する人も多く、ネガティブな情報が目につきやすい環境もあります。ただし、これらは「結婚にメリットがない」ことの証明ではなく、「メリットを実感できない結婚もある」ということを示しているに過ぎません。


デメリットを最小化する5つの方法

結婚のデメリットは、事前の対策と結婚後の工夫によって大幅に軽減できます。まず「パートナー選びを慎重に行う」ことが最も重要です。価値観、金銭感覚、生活習慣などについて、結婚前に十分に話し合い、相性を確認することで、結婚後のトラブルを防ぐことができます。次に「結婚前にお金の話をしっかりする」ことも重要です。

「適切な距離感を保つ」ことで、自由時間の減少を最小化できます。すべての時間を一緒に過ごす必要はなく、お互いの趣味や友人関係を尊重することで、個人の時間を確保できます。「義家族との関係は配偶者を窓口にする」ことで、人間関係の複雑化を軽減できます。そして「定期的にコミュニケーションを取る」ことで、小さな不満が大きな問題に発展するのを防ぐことができます。これらの対策を意識することで、デメリットを最小限に抑えながら、結婚のメリットを最大限に享受することが可能です。


結婚しない選択肢との比較

結婚するかしないかは、最終的には個人の選択です。ここでは両方の選択肢を中立的な視点で比較します。経済面では、独身のほうが自由に使えるお金は多いものの、住居費や老後資金を一人で負担する必要があります。日本経済新聞の試算によれば、生涯で見ると結婚したほうが約6,000万円有利になるという分析もあります。

精神面では、独身は自由度が高い反面、孤独感を感じやすいというデータがあります。一方、結婚は安心感がある反面、人間関係のストレスが発生します。社会面では、独身でも問題なく生活できる時代になっていますが、一部では既婚者のほうが信用されやすい傾向が残っています。重要なのは、「どちらが正解か」ではなく、「自分にとってどちらが幸せか」を考えることです。結婚のメリット・デメリットを理解した上で、自分の価値観やライフスタイルに合った選択をすることが大切です。

【男性向け】結婚のメリット5選

結婚のメリットは男女で異なる部分があります。特に男性にとっては、健康面や社会的信用の向上など、独身時代にはなかったメリットを実感しやすい傾向があります。ここでは、男性が結婚することで得られる5つの主要なメリットを、データとともに詳しく解説します。


健康寿命の延伸【既婚男性は約11年長生き】

結婚が男性の寿命に与える影響は、非常に大きいことがデータで示されています。大和総研の分析によると、65歳以降の未婚男性の平均死亡年齢は81.79歳である一方、既婚男性(有配偶・離別・死別のいずれか)は85.16歳となっており、約3.4年の差があります。さらに衝撃的なのは、2022年の人口動態調査に基づく分析で、独身男性の死亡ピーク年齢は71.1歳、配偶者のいる男性は82.6歳と、その差は11.5年にも及ぶという報告です。

独身男性の寿命が短くなる主な原因として、食生活の乱れ、過度な飲酒、健康意識の低さ、孤独や孤立による精神的ストレスなどが挙げられています。結婚すると、配偶者が食事の管理や健康面のサポートをしてくれるケースが多く、定期的な健康診断を受けるきっかけにもなります。もちろん、結婚すれば自動的に健康になるわけではありませんが、パートナーの存在が健康的な生活習慣を促進する効果は大きいといえます。


経済的安定感と2馬力のメリット

結婚による経済的メリットは、男性にとっても大きな魅力です。共働き世帯であれば、世帯収入が大幅に増加し、経済的な余裕が生まれます。仮に夫の年収が500万円、妻の年収が300万円であれば、世帯年収は800万円となり、独身時代より300万円も収入が増える計算です。この増加分を貯蓄や投資に回すことで、資産形成のスピードが加速します。

また、片働き世帯であっても経済的なメリットはあります。配偶者が家計を管理することで、無駄な支出が減り、貯蓄率が向上するケースが多く見られます。独身男性は自由にお金を使えるため、ついつい浪費してしまいがちですが、家族ができることで将来を見据えた計画的な家計管理ができるようになります。さらに、どちらかが働けなくなった場合のリスク分散という観点でも、結婚は経済的な安心感をもたらしてくれます。


社会的信用の大幅向上

男性にとって、結婚による社会的信用の向上は実感しやすいメリットの一つです。特に日本の伝統的な企業文化においては、既婚者は「責任感がある」「安定している」「信頼できる」というイメージを持たれやすく、仕事の評価や昇進に影響することがあります。営業職や管理職では、既婚者のほうが顧客や部下からの信頼を得やすいという声もあります。

住宅ローンの審査においても、既婚者は有利に働くことがあります。金融機関は返済能力だけでなく、生活の安定性も審査基準に含めており、家族がいることで「長期的に安定した収入を得る意欲がある」と判断されやすい傾向があります。もちろん、独身でも能力や実績次第で高い評価を得ることは可能ですが、結婚によって社会的信用が上乗せされるという効果は、特に男性にとって無視できないメリットといえるでしょう。


家事・生活面でのサポート

仕事に集中したい男性にとって、家事・生活面でのサポートを得られることは大きなメリットです。独身時代は、仕事から帰宅した後に自分で食事の準備、洗濯、掃除などをこなす必要がありましたが、結婚後はパートナーと分担することで負担が軽減されます。特に共働き世帯では家事分担が進んでいますが、それでも一人ですべてをこなすより効率的に生活を回すことができます。

また、体調を崩したときの看病や、日常的な健康管理のサポートも重要です。独身男性は風邪をひいても自分で買い物に行き、自分で看病しなければなりませんが、配偶者がいればその負担が大幅に軽減されます。毎日の食事についても、栄養バランスを考えた食事を摂る機会が増え、健康維持につながります。こうした日常的なサポートは、仕事のパフォーマンス向上にも間接的に貢献しています。


精神的な支えとストレス軽減

仕事でストレスを抱えることが多い男性にとって、精神的な支えとなるパートナーの存在は非常に重要です。一日の終わりに話を聞いてくれる人がいる、悩みを相談できる相手がいるという安心感は、精神的な健康を保つ上で大きな効果があります。独身男性は悩みを一人で抱え込みがちですが、結婚することで精神的な孤立を防ぐことができます。

研究によると、信頼できるパートナーの存在はストレスホルモンの分泌を抑制する効果があるとされています。また、帰る場所があること、待っている人がいることは、日々の生活にメリハリを与え、仕事へのモチベーション向上にもつながります。人生の困難な局面においても、パートナーと共に乗り越えることで、一人では得られない達成感や絆を感じることができます。精神的な支えは、数値化しにくいものの、結婚の最も本質的なメリットの一つといえるでしょう。

【女性向け】結婚のメリット5選

女性にとっての結婚のメリットは、男性とは異なる側面があります。特に出産・育児期の経済的サポートや法的保護、キャリアの選択肢の広がりなど、ライフステージの変化に対応できる点が大きな特徴です。ここでは、女性が結婚することで得られる5つの主要なメリットを詳しく解説します。


経済的安心感【出産・育児期のサポート】

女性にとって結婚の大きなメリットは、出産・育児期における経済的な安心感です。妊娠・出産・育児の期間は、どうしても働けない時期や収入が減少する時期が発生します。この期間中、配偶者の収入があることで、経済的な不安を感じずに出産・育児に専念することができます。独身で出産・育児を行う場合と比較すると、精神的な余裕が大きく異なります。

育児休業給付金は休業前賃金の67%(180日以降は50%)が支給されますが、それでも収入は減少します。配偶者の収入があれば、この減少分を補うことができ、生活水準を維持しながら育児に取り組むことが可能です。また、将来的に子どもの教育費など大きな支出が発生する際にも、夫婦二人で協力して対応できる点は大きな安心材料となります。経済的な基盤があることで、子どもを持つかどうかの選択肢も広がります。


H3 法的保護と権利の獲得

法律婚をすることで、女性はさまざまな法的保護と権利を獲得できます。まず、配偶者には相続権が認められており、パートナーが亡くなった場合に財産を相続する権利が法律で保障されています。事実婚の場合、どれだけ長く一緒に暮らしていても相続権は認められないため、これは法律婚の大きなメリットです。また、配偶者は最大1億6,000万円まで相続税が非課税となる特例も適用されます。

医療面でも重要な権利があります。配偶者が病気や事故で意識不明になった場合、法律上の配偶者であれば医療行為への同意や、病状の説明を受ける権利が認められます。事実婚ではこれらの権利が認められないケースもあり、緊急時に困る可能性があります。さらに、離婚時には財産分与を請求する権利があり、婚姻期間中に築いた財産は原則として夫婦で分け合うことになります。こうした法的保護は、女性の権利を守る重要なセーフティネットとなっています。


社会保険の扶養制度活用

女性のライフプランにおいて、社会保険の扶養制度は非常に有効に活用できます。配偶者の扶養に入ることで、健康保険料と国民年金保険料の自己負担がゼロになります。年間約35〜45万円の節約効果があり、これは出産・育児などで一時的に仕事を離れる期間や、パートタイムで働く期間に大きなメリットとなります。しかも、第3号被保険者として将来の年金受給権は確保されます。

扶養制度を活用するためには、年収130万円未満(従業員101人以上の企業で働く場合は106万円未満)という条件があります。この範囲内で働くことで、社会保険料の負担なく、将来の年金を受け取る権利を維持できます。もちろん、フルタイムで働いて収入を増やすという選択肢もあり、どちらが有利かは個人の状況によって異なります。重要なのは、結婚することで「扶養に入る」という選択肢が生まれ、ライフステージに合わせた柔軟な働き方ができるようになる点です。


精神的支えとしてのパートナー

パートナーシップ

女性の人生には、妊娠・出産・育児・キャリア変更など、さまざまな転機が訪れます。こうした人生の節目において、精神的に支えてくれるパートナーの存在は非常に大きな意味を持ちます。特に出産・育児は身体的にも精神的にも大きな負担がかかる時期であり、一人で乗り越えるよりも、パートナーと共に乗り越えるほうが精神的な余裕を持つことができます。

日常的な面でも、仕事の悩みや人間関係の悩みを相談できる相手がいることは、精神的な安定につながります。女性は男性と比較してコミュニケーションを通じてストレスを発散する傾向があるとされており、信頼できるパートナーとの対話は精神的な健康維持に効果的です。また、体調が優れないときや落ち込んでいるときに寄り添ってくれる存在があることで、困難な状況を乗り越える力を得ることができます。


キャリアの選択肢拡大

結婚することで、女性のキャリアの選択肢は狭まるのではなく、むしろ広がる可能性があります。独身の場合、生活費をすべて自分で稼ぐ必要があるため、収入を優先した働き方を選ばざるを得ないケースがあります。しかし結婚後は、配偶者の収入があることで、やりがいを重視した転職や、スキルアップのための一時的な収入減少を伴うチャレンジがしやすくなります。

また、専業主婦、パートタイム、フルタイムなど、ライフステージに合わせた柔軟な働き方を選択できるようになります。子どもが小さい時期は働く時間を抑え、成長したらフルタイムに戻るといった選択も可能です。もちろん、キャリアを中断することにはデメリットもありますが、「選択肢がある」ということ自体が大きなメリットです。共働きを続けながら家事・育児を分担するという形も増えており、パートナーとの協力次第でキャリアと家庭の両立は十分に可能です。

【共働き夫婦向け】結婚のメリット5選

共働き夫婦は、専業主婦(主夫)世帯とは異なるメリットを享受できます。世帯収入の最大化やリスク分散、老後資金形成の加速など、経済的なメリットが特に大きいのが特徴です。ここでは、共働き夫婦だからこそ得られる5つの結婚メリットを、具体的な数字とともに解説します。


世帯収入の最大化とリスク分散

共働き夫婦の最大のメリットは、世帯収入の大幅な増加です。総務省の「家計調査報告」によると、共働き世帯の平均世帯年収は約831万円である一方、夫のみが働く世帯は約635万円となっています。その差は約196万円、月収では約16万円もの差があります。この収入差は長期的に見ると、資産形成や生活水準に大きな影響を与えます。

もう一つの重要なメリットがリスク分散です。片働き世帯では、稼ぎ手が病気やケガ、失業などで働けなくなった場合、世帯収入がゼロになるリスクがあります。一方、共働き世帯であれば、どちらかが働けなくなっても、もう一方の収入で生活を維持することができます。近年は終身雇用が当たり前ではなくなり、リストラや会社の倒産といったリスクも増えています。2馬力で働くことは、こうした不測の事態に対する保険としても機能するのです。


税制上の最適化戦略

共働き夫婦は、配偶者控除や扶養制度のメリットを受けにくい一方で、別の税制上のメリットを活用できます。まず、夫婦それぞれが住宅ローン控除を受けられるため、二人で住宅を購入する場合、控除額を最大化できます。住宅ローン控除は年末のローン残高の0.7%が最大13年間控除されるため、夫婦それぞれで適用すれば、単独で購入するより大きな節税効果が得られます。

また、夫婦それぞれがiDeCo(個人型確定拠出年金)に加入することで、所得控除の枠を二人分活用できます。会社員の場合、月額2.3万円(年間27.6万円)まで掛金が全額所得控除となるため、夫婦で加入すれば年間55.2万円の所得控除が可能です。ふるさと納税についても、収入に応じた控除上限額が夫婦それぞれに設定されるため、世帯全体での節税効果を高められます。共働きだからこそできる税制の最適化戦略を活用しましょう。


キャリア継続とライフプラン両立

キャリアアップ

共働きを続けることで、妻のキャリアを中断せずに維持できるメリットがあります。キャリアを中断すると、再就職時に収入が下がったり、希望する職種に就けなかったりするリスクがあります。共働きを続けることで、スキルや経験を積み重ね、昇進や昇給の機会を逃さずに済みます。生涯年収で考えると、キャリアを継続した場合と中断した場合では数千万円の差が生じることもあります。

もちろん、出産・育児との両立は簡単ではありません。しかし近年は、育児休業制度の充実、時短勤務制度の普及、テレワークの広がりなど、仕事と育児を両立しやすい環境が整いつつあります。夫婦で家事・育児を分担し、必要に応じてベビーシッターや家事代行サービスを活用することで、共働きを継続しながら子育てをすることは十分に可能です。パートナーとの協力体制を築くことが、キャリア継続の鍵となります。


老後資金形成の加速

お金 お会計

共働き夫婦は、老後資金の形成において圧倒的に有利です。まず、収入が多い分だけ貯蓄や投資に回せる金額が増えます。仮に毎月10万円を余分に貯蓄・投資に回せるとすれば、年間120万円、10年で1,200万円、20年で2,400万円の差が生まれます。さらに、これを年利5%で運用した場合、複利効果により20年後には約4,100万円になる計算です。

年金面でも共働き夫婦は有利です。夫婦それぞれが厚生年金に加入しているため、老後に受け取る年金額が大幅に増加します。片働き世帯では妻が第3号被保険者となり、基礎年金のみの受給となりますが、共働き世帯では妻も厚生年金を受け取れます。厚生労働省の試算によれば、共働き夫婦の年金受給額は、片働き夫婦と比較して月額5〜10万円程度多くなるケースもあります。老後の経済的な安心感という点で、共働きのメリットは非常に大きいといえます。


家事・育児の分担による負担軽減

共働き夫婦では、家事・育児を分担することが前提となります。これは一見デメリットに思えるかもしれませんが、実は負担軽減につながるメリットでもあります。片働き世帯では、家事・育児の負担が専業主婦(主夫)に集中しがちですが、共働き世帯では「お互いに分担する」という意識が生まれやすく、結果として一人あたりの負担が軽減されます。

また、共働き世帯は経済的余裕があるため、家事・育児の負担を外部サービスで軽減することも可能です。食洗機やロボット掃除機などの時短家電、家事代行サービス、ベビーシッター、保育サービスなどを活用することで、家事・育児の負担を大幅に減らせます。重要なのは、夫婦で家事・育児の分担についてしっかり話し合い、お互いが納得できる形を見つけることです。「稼いでいる方が偉い」という意識を捨て、対等なパートナーとして協力することで、共働きのメリットを最大限に活かすことができます。

年代別の結婚メリット【20代・30代・40代】

結婚のメリットは、年代によって異なる側面があります。
20代には20代の、30代には30代の、40代には40代ならではのメリットが存在します。
「自分の年齢で結婚するメリットは何か」を理解することで、結婚のベストタイミングを判断する材料になるでしょう!


20代で結婚するメリット

20代で結婚する最大のメリットは、体力と時間の余裕です。子どもを希望する場合、20代での出産は身体的な負担が比較的軽く、産後の回復も早い傾向があります。また、子どもが成人する頃にまだ40代であるため、その後の人生を自由に楽しむ時間が十分に残されています。子育てが終わった後のセカンドライフを長く楽しめるのは、早婚ならではのメリットといえます。

経済面では、若いうちから二人で資産形成をスタートできる点が有利です。20代から夫婦で貯蓄や投資を始めれば、複利効果により30年後、40年後には大きな資産差が生まれます。また、若いうちは収入が少なくても、パートナーと協力して生活することで乗り越えやすく、経済的に成長していく過程を共有できます。一方で、経済的基盤が不安定な時期に結婚することへの不安もあるため、パートナーとの価値観のすり合わせが重要になります。


30代で結婚するメリット

30代で結婚するメリットは、経済的・精神的な安定感です。20代と比較して収入が増え、貯蓄もある程度できている人が多いため、結婚生活のスタートに経済的な余裕を持てます。また、社会人経験を積んだことで、仕事と家庭の両立についても現実的な見通しを立てやすくなります。結婚式や新生活の費用を無理なく準備できるのも、30代ならではのメリットです。

精神面でも、30代は自分自身の価値観や人生観が固まってきている時期です。「どんな人と結婚したいか」「どんな家庭を築きたいか」というビジョンが明確になっており、パートナー選びにおいても冷静な判断ができます。20代で経験した恋愛や人間関係から学んだことを活かし、より成熟した関係性を築ける点も大きなメリットです。子どもを希望する場合は、30代前半であれば十分に出産・育児が可能な年齢であり、キャリアとの両立も計画しやすい時期といえます。


40代で結婚するメリット

40代で結婚するメリットは、人生経験の豊富さと経済力です。20〜30代で仕事に打ち込んできた人は、40代には管理職や専門職として高い収入を得ているケースが多く、経済的に余裕のある結婚生活をスタートできます。また、長年の社会人経験で培った人間関係のスキルやコミュニケーション能力は、結婚生活においても大いに役立ちます。

価値観の確立という点でも、40代は有利です。自分が何を大切にしたいのか、どんな生活を送りたいのかが明確になっているため、パートナーとの相性を見極めやすく、結婚後のミスマッチを防ぎやすくなります。また、若い頃のような情熱的な恋愛ではなく、落ち着いた信頼関係をベースにした結婚ができる点もメリットです。子どもについては、自然妊娠が難しくなる年齢ではありますが、子どもを持たない選択や、養子縁組といった選択肢も含めて、柔軟に人生設計ができる時期でもあります。

結婚のメリットを最大化する7つの方法

結婚にはさまざまなメリットがありますが、何も対策をしなければそのメリットを十分に享受できません。
ここでは、結婚のメリットを最大限に活かすための7つの具体的な方法を紹介します。
これらを実践することで、経済的にも精神的にも充実した結婚生活を送ることができます。


①税制優遇を最大限活用する手続き

結婚による税制優遇を受けるためには、適切な手続きが必要です。まず、配偶者控除を受けるには、年末調整時に「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」に配偶者の情報を記入して勤務先に提出します。配偶者の年収が103万円以下であれば38万円の所得控除、103万円超201万円以下であれば配偶者特別控除が段階的に適用されます。

住宅を購入する場合は、住宅ローン控除の活用も重要です。夫婦それぞれが住宅ローンを組む「ペアローン」を選択すれば、二人分の控除を受けられます。ただし、ペアローンには連帯債務のリスクもあるため、将来のライフプランを考慮して判断する必要があります。また、医療費控除は世帯合算で申告できるため、医療費が年間10万円を超える場合は確定申告を忘れずに行いましょう。これらの手続きを漏れなく行うことで、年間数万円から数十万円の節税が可能になります。


②社会保険の扶養をフル活用

社会保険の扶養制度は、結婚のメリットを最大化する上で非常に重要な制度です。配偶者の年収が130万円未満であれば、健康保険の被扶養者となり、国民年金の第3号被保険者として認定されます。これにより、健康保険料と国民年金保険料の自己負担がゼロになり、年間約35〜45万円の節約効果が得られます。

扶養に入るための手続きは、配偶者の勤務先を通じて行います。婚姻届を提出した後、速やかに「被扶養者(異動)届」を提出しましょう。注意点として、配偶者が従業員101人以上の企業で働く場合は、年収106万円以上で社会保険の加入義務が生じます。扶養の範囲内で働くか、扶養を外れてしっかり働くか、どちらが有利かは個別の状況によって異なります。将来の年金額や働き方の希望を考慮して、夫婦で話し合って決めることが大切です。


③住宅購入時の優遇制度を利用

結婚を機に住宅購入を検討する方も多いでしょう。住宅購入時には、さまざまな優遇制度を活用することで、数百万円単位のメリットを得られる可能性があります。最も大きいのが住宅ローン控除で、年末のローン残高の0.7%が最大13年間、所得税・住民税から控除されます。借入額4,000万円の場合、最大で約364万円の控除が受けられる計算です。

夫婦で住宅を購入する場合、持分を分けて登記することで、それぞれが住宅ローン控除を受けられます。また、親から住宅取得資金の贈与を受ける場合、一定の条件を満たせば最大1,000万円まで非課税となる特例もあります。さらに、自治体によっては新婚世帯向けの住宅取得支援制度や、子育て世帯向けの補助金を設けている場合もあります。住宅購入前に、利用できる制度をしっかり調べて、漏れなく活用することが重要です。


④資産形成を夫婦で戦略的に進める

夫婦で資産形成を進めることで、独身時代より効率的に資産を増やすことができます。まず活用したいのがNISA制度です。2024年から始まった新NISAでは、一人あたり年間360万円、生涯で1,800万円までの投資枠が非課税となります。夫婦でそれぞれ口座を開設すれば、合計で3,600万円の非課税投資枠を活用できます。

iDeCo(個人型確定拠出年金)も夫婦それぞれで加入することで、所得控除の効果を2倍にできます。会社員の場合、月額2.3万円まで掛金が全額所得控除となり、夫婦で年間約55万円の所得控除が可能です。資産形成においては、夫婦で目標を共有し、定期的に進捗を確認することが重要です。毎月の積立額、投資先の配分、目標金額などを夫婦で話し合い、同じ方向を向いて資産形成を進めることで、モチベーションを維持しながら効率的に資産を増やすことができます。


⑤相続対策を早めに準備

相続対策は「まだ早い」と思われがちですが、早めに準備を始めることで大きなメリットを得られます。法律婚の配偶者には、相続税において最大1億6,000万円または法定相続分のいずれか大きい金額まで非課税となる「配偶者の税額軽減」が適用されます。この特例を最大限活用するためには、財産の把握と適切な分配計画が必要です。

生前贈与も有効な相続対策です。年間110万円までの贈与は非課税であり、夫婦間でも活用できます。また、婚姻期間が20年以上の夫婦間では、居住用不動産の贈与について最大2,000万円まで非課税となる「おしどり贈与」の特例があります。生命保険の受取人を配偶者にしておくことも重要で、死亡保険金には「500万円×法定相続人の数」の非課税枠があります。これらの制度を組み合わせて活用することで、将来の相続税負担を大幅に軽減することが可能です。


⑥パートナーシップの質を高める

パートナーシップ

経済的なメリットだけでなく、精神的なメリットを最大化するためには、パートナーシップの質を高めることが重要です。良好な夫婦関係は、日々の幸福感を高め、ストレスを軽減し、健康にも良い影響を与えます。パートナーシップの質を高めるためには、まずコミュニケーションを大切にすることが基本です。日常的な会話はもちろん、お互いの気持ちや考えを定期的に共有する時間を設けましょう。

感謝の気持ちを言葉にして伝えることも効果的です。「ありがとう」「助かった」といった言葉は、相手を認め、関係性を良好に保つ力があります。また、お互いの個人の時間や趣味を尊重することも大切です。24時間一緒にいる必要はなく、適度な距離感を保つことで、長期的に良好な関係を維持できます。問題が生じたときは、感情的にならずに冷静に話し合い、お互いにとっての最善の解決策を探る姿勢を持ちましょう。


⑦各種補助金・手当を漏れなく申請

結婚・出産・育児に関する補助金や手当は、申請しなければ受け取れないものがほとんどです。せっかくの制度を活用しないのはもったいないため、利用できる制度を把握し、漏れなく申請することが重要です。まず、出産に関しては出産育児一時金50万円が健康保険から支給されます。多くの場合、医療機関への直接支払制度を利用できるため、事前に確認しておきましょう。

子どもが生まれたら、児童手当の申請を忘れずに行います。出生届を提出した後、15日以内に市区町村の窓口で手続きが必要です。育児休業を取得する場合は、育児休業給付金の申請も必要です。また、自治体によっては独自の支援制度を設けている場合もあります。結婚新生活支援事業として最大60万円の補助金が出る自治体や、出産祝い金、子育て支援金などを支給している自治体もあります。お住まいの自治体のホームページや窓口で、利用できる制度を確認しておくことをおすすめします。

結婚を決めたあなたへ【次のステップガイド】

結婚を決断したら、次は具体的な準備に移りましょう。何から始めればいいかわからないという方のために、結婚準備の流れと必要な手続きを整理しました。このガイドを参考に、スムーズに結婚準備を進めてください。


結婚準備の3ステップ

結婚準備は大きく分けて3つのステップで進めます。まず第1ステップは「両家への挨拶と顔合わせ」です。パートナーと結婚の意思を確認したら、それぞれの親に報告し、挨拶に伺います。その後、両家の顔合わせや結納を行い、正式に婚約となります。この段階で、結婚式の有無や時期、新生活の場所などについて大まかな方向性を決めておくとスムーズです。

第2ステップは「結婚式・新生活の準備」です。結婚式を行う場合は、式場選び、招待客のリストアップ、衣装選びなど、多くの準備が必要になります。一般的に、式場の予約は挙式希望日の6〜12ヶ月前に行うことが推奨されています。並行して、新居探しや引っ越しの準備も進めましょう。第3ステップは「婚姻届の提出と各種手続き」です。婚姻届は、証人2名の署名があれば、全国どこの市区町村役場でも提出できます。提出後は、氏名変更や住所変更に伴う各種手続きを行います。


結婚後の手続きチェックリスト

婚姻届を提出した後は、さまざまな手続きが必要になります。特に氏名が変わる場合は、多くの届出や変更手続きが発生します。以下のチェックリストを参考に、漏れなく手続きを進めてください。手続きには期限があるものもあるため、優先順位をつけて効率的に進めることが大切です。

手続き項目

届出先

必要なもの

備考

住民票の異動

市区町村役場

転出届・転入届、本人確認書類

引っ越しから14日以内

マイナンバーカードの変更

市区町村役場

マイナンバーカード、本人確認書類

氏名・住所変更

運転免許証の変更

警察署・運転免許センター

免許証、住民票

氏名・住所・本籍変更

パスポートの変更

パスポートセンター

戸籍謄本、写真、旧パスポート

氏名変更時は新規発行

銀行口座の変更

各金融機関

届出印、通帳、本人確認書類

氏名・届出印変更

クレジットカードの変更

各カード会社

届出書類(各社による)

オンラインで可能な場合も

勤務先への届出

勤務先人事部門

婚姻届受理証明書など

扶養手続き、氏名変更

社会保険の手続き

勤務先経由

被扶養者届

扶養に入る場合

生命保険の変更

各保険会社

届出書類(各社による)

受取人変更、氏名変更

手続きの効率化のポイントとして、まず住民票を取得し、それを使って運転免許証を変更、その後銀行やその他の手続きを進めるという順番がおすすめです。新しい氏名の印鑑も早めに用意しておくと、各種手続きがスムーズに進みます。


役立つサービス・相談窓口

結婚準備や結婚後の生活について、専門家に相談したい場合や便利なサービスを活用したい場合に役立つ情報をまとめました。まず、お金に関する相談は、ファイナンシャルプランナー(FP)への相談がおすすめです。結婚後のライフプラン作成、保険の見直し、住宅購入の資金計画など、専門的なアドバイスを受けることができます。無料相談を実施している保険会社や金融機関も多いため、活用してみてください。

結婚式の準備については、結婚情報サイトやブライダルカウンターが便利です。複数の式場を比較検討でき、専門のアドバイザーに相談することもできます。行政の窓口も活用しましょう。市区町村の戸籍課では婚姻届の手続きについて、税務署では税金に関する相談ができます。また、自治体によっては結婚支援センターや新婚世帯向けの相談窓口を設けている場合もあります。各種補助金や支援制度についても、自治体の窓口やホームページで確認することをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

結婚のメリットについて、読者からよく寄せられる質問にお答えします。記事を読んで残った疑問や、検索でよく調べられている質問について、端的にわかりやすく解説します。


Q1: 結婚のメリットとデメリット、どちらが大きい?

結論から言えば、多くの場合メリットのほうが大きいと考えられます。経済的には、税制優遇や住居費の削減効果で年間数十万円のメリットがあり、長期的な資産形成においても夫婦で協力することで効率が上がります。精神的にも、信頼できるパートナーがいることで心の安定が得られ、幸福度調査でも既婚者のほうが高い傾向が示されています。

ただし、これは「良いパートナーと結婚した場合」という前提があります。相性の悪い相手と結婚すれば、自由の制限やストレスというデメリットが大きくなり、最悪の場合は離婚に至ることもあります。結婚のメリットを最大化し、デメリットを最小化するためには、パートナー選びが最も重要です。価値観、金銭感覚、生活習慣などについて、結婚前に十分に話し合い、お互いを理解した上で決断することをおすすめします。


Q2: 結婚にメリットがないと言われるのはなぜ?

「結婚にメリットがない」と言われる背景には、いくつかの理由があります。まず、共働き世帯の増加により、配偶者控除や扶養制度のメリットを受けられない人が増えています。かつては専業主婦世帯が主流だったため、税制優遇の恩恵が大きかったのですが、現代ではその効果が薄れているケースがあります。また、女性の経済的自立が進み、結婚しなくても生活できる人が増えたことも理由の一つです。

さらに、SNSでは結婚生活の不満や離婚体験が発信されやすく、ネガティブな情報が目につきやすい環境もあります。離婚率の上昇も「結婚=幸せとは限らない」という認識を広げています。しかし、これらは「結婚にメリットがない」ことの証明ではなく、「メリットを実感できない結婚もある」ということを示しているに過ぎません。結婚のメリット・デメリットを正しく理解し、良いパートナーを選ぶことが重要です。


Q3: 共働きの場合、結婚のメリットは減る?

共働きの場合、配偶者控除や社会保険の扶養制度といったメリットは確かに減少します。しかし、それを補って余りあるメリットがあります。最大のメリットは世帯収入の大幅な増加です。総務省の調査によると、共働き世帯の平均年収は約831万円で、片働き世帯の約635万円と比較して約200万円も多くなっています。この収入差は長期的な資産形成に大きな影響を与えます。

また、リスク分散という観点でも共働きは有利です。どちらかが病気や失業で働けなくなっても、もう一方の収入で生活を維持できます。老後の年金も、夫婦それぞれが厚生年金に加入しているため、受給額が増加します。住居費の削減効果や精神的なメリットは共働きでも変わりません。結論として、共働きの場合でも結婚のメリットは十分にあり、トータルで見れば経済的にも有利になるケースが多いです。


Q4: 事実婚と法律婚、どちらがメリット大?

経済的・法的なメリットを重視するなら、法律婚のほうが圧倒的に有利です。法律婚でしか受けられないメリットとして、配偶者控除、相続税の配偶者控除(最大1億6,000万円)、遺族年金の受給権、配偶者としての医療同意権などがあります。特に相続に関しては、事実婚のパートナーには相続権が認められないため、長年連れ添っても財産を相続できないリスクがあります。

一方、事実婚を選ぶ理由としては、夫婦別姓を維持したい、戸籍に記載されたくない、離婚の手続きが不要といった点が挙げられます。精神的なメリット(心の安定、パートナーシップ)は法律婚でも事実婚でも同様に得られます。総合的に判断すると、特別な理由がない限り法律婚を選ぶほうがメリットは大きいといえます。夫婦別姓を希望する場合でも、法律婚後に旧姓を通称使用する選択肢もあります。


Q5: 結婚の税金メリットは年収いくらから?

結婚による税金メリットは、配偶者の年収が201万円以下であれば、納税者本人の年収に関わらず発生します。配偶者控除は配偶者の年収が103万円以下の場合に最大38万円の所得控除、103万円超201万円以下の場合は配偶者特別控除が段階的に適用されます。納税者本人の年収が高いほど税率が高くなるため、節税効果も大きくなります。

具体的な節税額の目安として、年収400万円の場合は約7.6万円、年収500万円の場合は約11.4万円、年収700万円の場合は約12.5万円の節税効果があります。ただし、納税者本人の合計所得金額が1,000万円を超える場合は、配偶者控除を受けられない点に注意が必要です。共働きで双方の年収が高い場合は、配偶者控除のメリットは受けられませんが、住宅ローン控除やiDeCoの所得控除をそれぞれ活用することで税制メリットを得ることができます。


Q6: 男性と女性、どちらがメリット大?

結婚のメリットは男女で異なる側面がありますが、「どちらが大きい」と一概には言えません。男性にとっての大きなメリットは健康寿命の延伸です。統計データによると、既婚男性は独身男性と比較して10年以上長生きする傾向があります。これは食生活の改善や健康管理のサポートを受けられることが大きな要因とされています。また、社会的信用の向上も男性にとって実感しやすいメリットです。

女性にとっての大きなメリットは、出産・育児期の経済的サポートと法的保護です。妊娠・出産・育児で働けない期間も、配偶者の収入があることで経済的な安心感を得られます。また、相続権や医療同意権など、法律婚による法的保護も重要なメリットです。結論として、メリットの内容は異なりますが、総合的に見れば男女ともに結婚のメリットは大きいといえます。重要なのは、自分にとって何がメリットかを理解し、それを活かせる結婚生活を送ることです。


Q7: 結婚のベストタイミングは?

結婚のベストタイミングは、個人の状況や価値観によって異なるため、「何歳がベスト」という正解はありません。ただし、年代別のメリット・デメリットを理解した上で判断することが重要です。20代で結婚するメリットは、体力があること、子どもを希望する場合に出産適齢期であること、早くから資産形成を始められることなどです。一方、経済的基盤が不安定な時期でもあります。

30代で結婚するメリットは、経済的・精神的に安定していること、パートナー選びに成熟した判断ができることなどです。子どもを希望する場合、30代前半であれば十分に可能な年齢です。40代で結婚するメリットは、経済力と人生経験の豊富さです。重要なのは、「何歳までに結婚しなければ」というプレッシャーに囚われず、良いパートナーと出会えたタイミングで決断することです。焦って相性の悪い相手と結婚するより、じっくりパートナーを選ぶことのほうが大切です。


Q8: 結婚のメリットを最大化する方法は?

結婚のメリットを最大化するためのポイントは、大きく分けて「制度の活用」と「関係性の構築」の2つです。制度面では、配偶者控除、社会保険の扶養制度、住宅ローン控除、NISA・iDeCoの活用、各種補助金の申請など、使える制度を漏れなく活用することが重要です。これらを適切に活用するだけで、年間数十万円のメリットを得ることができます。

関係性の面では、パートナーとの良好なコミュニケーションを維持することが最も重要です。日常的な会話、感謝の言葉、定期的な話し合いを通じて、信頼関係を築いていきましょう。お互いの価値観や目標を共有し、同じ方向を向いて人生を歩むことで、精神的なメリットを最大限に享受できます。また、お互いの個人の時間や趣味を尊重することも、長期的に良好な関係を維持するためのポイントです。


Q9: 結婚費用とメリット、元は取れる?

結婚式や新生活にかかる費用と、結婚による経済的メリットを比較すると、長期的には十分に「元が取れる」といえます。ゼクシィの調査によると、結婚式の平均費用は約300〜350万円、新生活の初期費用は約50〜100万円とされています。一方、結婚による経済的メリットは、住居費の削減で年間36〜48万円、税制優遇で年間7〜13万円、合計で年間40〜60万円程度です。

この計算では、結婚費用400万円を結婚のメリットで回収するのに7〜10年程度かかる計算になります。ただし、これはあくまで経済的な損得だけの計算です。精神的な安定、健康面でのメリット、社会的信用の向上など、お金では測れないメリットも多くあります。また、結婚式の費用はご祝儀である程度カバーでき、規模を小さくすれば費用を抑えることも可能です。結婚を純粋な投資対効果で判断するのではなく、総合的な人生の豊かさという視点で考えることをおすすめします。


Q10: 法的手続きなしでもメリットは得られる?

同棲や事実婚でも得られるメリットはあります。住居費や生活費の削減効果は、法的手続きなしでも享受できます。二人で暮らすことによる一人あたりのコスト削減は、婚姻届の有無に関わらず発生します。また、精神的なメリットである心の安定やパートナーシップも、法律婚でなくても得ることができます。

ただし、法律婚でしか得られないメリットも多く存在します。配偶者控除、社会保険の扶養制度、相続権、遺族年金の受給権、配偶者の税額軽減(相続税)、医療同意権などは、法律婚でなければ認められません。特に相続に関しては、事実婚のパートナーには法定相続人としての権利がないため、遺言書を作成しておかないと財産を残すことができません。経済的・法的なメリットを最大限に活用したい場合は、法律婚を選択することをおすすめします。

まとめ:結婚のメリットはあなた次第。自分にとっての意味を考えよう

ここまで結婚のメリットについて、経済的・精神的・社会的なさまざまな側面から詳しく解説してきました。最後に、記事全体の内容を振り返りながら、あなた自身が結婚について考えるためのヒントをお伝えします。

結婚には確かに多くのメリットがあります。経済面では、配偶者控除による年間最大38万円の所得控除、社会保険の扶養制度による年間約35〜45万円の節約、住居費の削減による年間36〜48万円の節約など、具体的な数字で示せるメリットが存在します。相続税の配偶者控除は最大1億6,000万円まで非課税となり、長期的な資産形成においても夫婦で協力することで効率が大幅に上がります。共働き世帯であれば世帯年収は平均約200万円増加し、老後の年金受給額も増えます。

精神面では、人生を共に歩むパートナーがいることで心の安定が得られます。内閣府の調査では、既婚者の幸福度は未婚者より約13ポイント高いという結果が出ています。特に男性にとっては健康寿命の延伸という大きなメリットがあり、既婚男性は独身男性と比較して10年以上長生きする傾向があります。孤独感の解消、帰属意識の獲得、人間的な成長など、数字では測れない精神的な豊かさも結婚がもたらす重要なメリットです。

社会面では、住宅ローン審査での有利さ、職場での信用向上、人間関係ネットワークの拡大など、目に見える形での評価アップが期待できます。義家族や配偶者の友人との新たなつながりは、人生の幅を広げ、困ったときの助け合いにもつながります。

一方で、結婚にはデメリットも存在します。自由時間の減少、経済的責任の増加、人間関係の複雑化、離婚リスク、価値観の相違によるストレスなど、考慮すべき点があることも事実です。「結婚にメリットはない」という意見があるのも、これらのデメリットを実感している人がいるからです。しかし、これらのデメリットは、パートナー選びの段階で相性を見極めること、結婚後に適切なコミュニケーションを取ることで、大幅に軽減することが可能です。

結婚のメリットを最大化するためには、税制優遇や社会保険制度を漏れなく活用すること、夫婦で資産形成の目標を共有すること、そして何より良好なパートナーシップを築くことが重要です。制度を活用するだけで年間数十万円のメリットを得られますが、それ以上に大切なのは、お互いを尊重し、支え合える関係性を構築することです。

「本当にこれでいいのか」「結婚すべきか」という最後の迷いを抱えている方へ。結婚は人生における大きな決断ですが、「正解」があるわけではありません。重要なのは、結婚のメリット・デメリットを正しく理解した上で、自分自身の価値観やライフスタイルに合った選択をすることです。この記事で紹介した情報が、あなたの判断材料の一つになれば幸いです。

結婚を決めた方は、本記事で紹介した「結婚準備の3ステップ」や「結婚後の手続きチェックリスト」を参考に、具体的な準備を進めてください。税制優遇や補助金の活用方法、資産形成の戦略なども、ぜひ実践してみてください。そして、パートナーとの良好な関係を大切にしながら、結婚のメリットを最大限に享受してください。

結婚のメリットは、最終的にはあなた自身が作り出すものです。良いパートナーを選び、お互いを尊重し、協力して人生を歩むことで、結婚は人生をより豊かにしてくれる選択となるでしょう。あなたの幸せな結婚生活を心から応援しています。

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