ラス恋
40代、50代、60代が
安心して出会えるアプリ
無料ではじめる
ラス恋
カテゴリー:ラス恋入門
ラス恋 運営事務局
執筆者ラス恋 運営事務局
2026年10月26日

シングルマザーとの結婚を後悔する理由5選!後悔しない再婚とは

シングルマザーとの結婚を後悔する理由5選!後悔しない再婚とは

シングルマザーとの結婚で後悔する人はいます。ただ、後悔の理由はおおよそ決まっていて、その多くは結婚する前に話し合っておけることです。

よく挙がるのは、子どもとの関係、元夫との関係、お金、親の反対、夫婦の時間の5つ。「やめとけ」と言われるのも、たいていはこのどれかが心配されているからです。

この記事では、後悔しやすい5つの理由と、後悔しないための6つのステップを紹介します。再婚率の正しい見方、児童扶養手当や養子縁組といったお金と法律のこと、40代・50代でシングルマザーと出会った男性の実例もまとめました。

シングルマザーとの結婚を後悔する主な理由

シングルマザーとの結婚で後悔しやすい理由は、主に次の5つです。どれも結婚してから急に起きるものではなく、結婚する前に話し合っておけます。

  1. 子どもとの関係づくりに時間がかかる
  2. 元夫との関係が続く(面会交流・養育費)
  3. お金の負担が想像より大きい
  4. 親や周りに反対される
  5. 子どもが優先で、夫婦の時間が持てない

子どもとの関係づくりに時間がかかる

よく挙がるのは、子どもとの関係です。子どもにとって、母親の再婚相手は、ある日家族に加わる「知らない大人」です。付き合っている間はよく懐いてくれていても、一緒に暮らし始めると、わがままを言ったり、急に距離を置いたりすることがあります。思春期に入って「本当のお父さんじゃないのに」と反発されることもあります。

男性の側にも、「自分の子ではない子を、本当にかわいいと思えるだろうか」という迷いが出てきます。子どもを好きになれない自分を責めて、苦しくなる人もいます。

ステップファミリー(子連れ再婚の家族)を支えるNPO法人M-STEPの新川てるえ氏は、家族が最初からひとつにまとまろうとしなくていいと伝えています。

NPO法人M-STEP 新川てるえ氏(ステップファミリーの相談・支援)

「最初から一枚の布になろうとしない。」

実の親を交えた関係だけでなく、継親と子どもの1対1の関係を少しずつつくることをすすめています。

すぐに親子のようになれなくても、焦る必要はありません。「お父さん」になろうとせず、まずは信頼できる大人になることを目指すと、お互いに楽になります。

→ 子どもとの接し方は「6つの実践ステップ」のSTEP2へ

元夫との関係が続く(面会交流・養育費)

離婚しても、子どもにとって父親であることは変わりません。子どもが元夫と会う「面会交流」や、元夫からの養育費の支払いは、結婚したあとも続くことがあります。

母子世帯で、元夫から養育費を今も受け取っているのは28.1%。養育費の額が決まっている世帯の平均月額は50,485円です(厚生労働省 令和3年度全国ひとり親世帯等調査)。受け取っていない家庭のほうが多い一方で、受け取っている家庭では、子どもの行事や進学のたびに元夫と連絡を取ることになります。

面会交流や養育費は、子どものための取り決めです。新しく夫になる人が口を出しにくいぶん、「いつ、どのくらい連絡を取るのか」を彼女から聞いておくと、あとで不満をため込みにくくなります。

→ 話し合っておきたいことは「6つの実践ステップ」のSTEP1へ

お金の負担が想像より大きい

結婚すると、彼女と子どもの暮らしにかかるお金を、一緒に負担することになります。母子世帯の平均年間収入は、同居の家族を含む世帯全体で373万円、母自身の収入は272万円です(2020年の1年間。厚生労働省 令和3年度全国ひとり親世帯等調査)。

結婚で変わりやすいお金は、次のようなものです。

結婚すると変わりやすいお金

  • 児童扶養手当:彼女が受け取っている場合、再婚(籍を入れない事実婚を含む)で原則として受け取れなくなる
  • 子どもの教育費:これから高校・大学に進む子どもがいれば、学費の時期が重なる
  • 住まい:子どもの学校を変えないために、彼女の家の近くに住むことになる場合がある
  • 養育費:元夫からの養育費が続くか、見直されるか

いくら増えるかは、子どもの人数や年齢、住む場所によって大きく違います。「だいたい大丈夫だろう」で進めず、ふたりで書き出してみることが大切です。

→ 児童扶養手当や養子縁組のことは「結婚前に知っておきたいお金と法律」へ

親や周りに反対される

シングルマザーとの結婚を親に話すと、反対されることがあります。周りから「やめとけ」と言われて、迷い始める人も少なくありません。

親が心配するのは、たとえば次のようなことです。

  • 息子が、自分の子ではない子どもの学費まで負担するのか
  • 息子に子どもが生まれたとき、連れ子と分け隔てなく育てられるのか
  • 相続や家のことがどうなるのか

反対の理由が、相手をよく知らないことからくる心配であることもあります。親の不安にひとつずつ答えられるよう、ふたりで先に話し合っておくと、説明しやすくなります。

→ 親への伝え方は「6つの実践ステップ」のSTEP3へ

子どもが優先で、夫婦の時間が持てない

シングルマザーにとって、子どもは何より大切な存在です。結婚したあとも、子どもの予定や体調が優先されることは多く、ふたりで出かける時間や、新婚らしい時間はなかなか取れません。

「自分はいつも二の次だ」と感じ始めると、夫婦の会話が減り、すれ違いにつながります。子どもが優先なのは当たり前のこととして受け止めたうえで、夫婦の時間を意識してつくることが、長く続けるためのポイントです。

→ 夫婦の時間のつくり方は「6つの実践ステップ」のSTEP5へ

【自己診断】シングルマザーとの結婚で後悔しやすいタイプ?10項目チェックリスト

シングルマザーとの結婚で 後悔しやすいタイプ?

結婚する前に、次の10項目をチェックしてみてください。当てはまる項目が多いほど、結婚してから「こんなはずじゃなかった」と感じやすくなります。当てはまった項目は、このあとの6つのステップで準備できます。

  • 子どもと会ったのは、まだ数回だけ
  • 子どもが今の交際や再婚をどう思っているか、彼女から聞いていない
  • 「すぐにお父さんと呼んでもらえるはず」と思っている
  • 子どもを叱るとき、誰が叱るのかを決めていない
  • 元夫との面会交流や養育費が、今どうなっているか知らない
  • 養子縁組をするかどうか、話し合ったことがない
  • 結婚したあとの家計(手当・教育費・住まい)を書き出していない
  • ふたりの子どもがほしいか、まだ話していない
  • 自分の親に、彼女に子どもがいることを話していない
  • 「好きなら何とかなる」と思って、結婚を急いでいる
当てはまった項目準備できるステップ
子ども・呼び方・叱り方STEP1・STEP2
元夫・養子縁組・ふたりの子どもSTEP1
家計STEP4
自分の親STEP3
結婚を急いでいるSTEP5・STEP6

当てはまる項目があっても、結婚をあきらめる必要はありません。ひとつずつ話し合って、チェックが外れていけば、それだけ後悔しにくくなります。

シングルマザーとの結婚で後悔しないための6つの実践ステップ

シングルマザーとの結婚で後悔しないためには、結婚する前の準備が大切です。次の6つを順番に進めると、後悔しやすい5つの理由に、ひとつずつ備えられます。

  1. 結婚前にふたりで話し合う5つのこと
  2. 子どもとは「親」より先に「信頼できる大人」になる
  3. 自分の親には、順番を決めて伝える
  4. お金の全体像をふたりで書き出す
  5. 夫婦だけの時間を予定に入れる
  6. 困ったときの相談先を決めておく

STEP1:結婚前にふたりで話し合う5つのこと

結婚してから意見が分かれると、子どもの前で言い合いになりやすいテーマです。入籍の前に、ひとつずつ確かめておきます。

話し合うこと確かめておきたい点
養子縁組するか・しないか。いつするか
子どもの姓変えるか・今のままか。学校や友だち関係への影響
ふたりの子どもほしいか。生まれたら、きょうだいをどう育てるか
しつけの役割叱るのは誰か。家のルールを誰が決めるか
元夫との関係面会交流・養育費は今どうなっているか

養子縁組や子どもの姓は、決め方で法律上の扱いが変わります。くわしくは「結婚前に知っておきたいお金と法律」で紹介しています。

STEP2:子どもとは「親」より先に「信頼できる大人」になる

子どもとの関係は、急いでつくろうとするとうまくいきません。はじめは「お母さんの大切な人」として、少しずつ信頼してもらうことを目指します。子どもを叱る役は、慣れるまで母親に任せ、自分は味方でいるほうが、子どもも受け入れやすくなります。

子どもの年齢接し方のポイント
小学生まで一緒に遊ぶ時間を少しずつ増やす。小さな約束を守って信頼を積み重ねる
中学生・高校生無理に距離を縮めない。意見を聞き、自分のことは自分で決めさせる
成人している「新しい父親」ではなく「母親のパートナー」として、大人どうしで向き合う

呼び方も、子どもに任せるのが自然です。「お父さん」と呼んでもらうことを目標にせず、名前やあだ名で呼ばれる関係からでも十分です。

STEP3:自分の親には、順番を決めて伝える

親に話すときは、いきなり「結婚する」と伝えるより、順番を決めて伝えると受け止めてもらいやすくなります。

  • まずは、真剣に付き合っている人がいること、その人に子どもがいることを伝える
  • 相手の人柄や、一緒にいて安心できるところを具体的に話す
  • お金や養子縁組、将来の子どものことなど、親が心配しそうなことには、ふたりで決めた考えを答える

反対されても、すぐに結論を出さなくてかまいません。実際に会ってもらう機会をつくると、気持ちが変わることもあります。

STEP4:お金の全体像をふたりで書き出す

結婚したあとの暮らしにかかるお金を、ふたりで紙に書き出します。なんとなくの見込みで始めると、あとで「こんなにかかるとは思わなかった」となりがちです。

書き出しておきたい項目

  • ふたりの収入と、毎月の生活費
  • 結婚で変わる収入(児童扶養手当・養育費など)
  • 子どもの教育費(高校・大学の時期と金額の見込み)
  • 住まい(どちらの家に住むか、引っ越すか)
  • 家計の管理のしかた(共通の口座をつくるか、分担するか)
  • 自分の老後のお金

STEP5:夫婦だけの時間を予定に入れる

子どもがいる家庭では、何もしなければ夫婦の時間はなかなか取れません。子どもが習い事や友だちと出かける時間に、ふたりで食事をするなど、夫婦の時間をあらかじめ予定に入れておきます。

短い時間でも、その日の出来事や気持ちを話す時間があると、「自分は二の次だ」という不満をため込みにくくなります。

STEP6:困ったときの相談先を決めておく

子どもとの関係や夫婦のことで行き詰まったとき、ふたりだけで抱え込まないことも大切です。ステップファミリーの悩みを相談できる窓口には、次のようなものがあります。

  • ステップファミリーの支援団体(NPO法人M-STEP など)
  • 夫婦・家族の問題を扱うカウンセラー
  • 住んでいる市区町村の子育て・家庭の相談窓口

話し合いがこじれたときは、時間を置いてから話す、話した内容を書いて残す、といった「わが家のルール」を決めておくと、同じ言い合いをくり返しにくくなります。

子どもがいる人との将来も、同世代なら話しやすい。40代・50代の出会いを

同世代の女性をさがす(登録無料)▶

※男性は、マッチングまでは無料。メッセージのやりとりは有料(月額4,500円〜)です。

【実例】シングルマザーと出会い、結婚を考える40代・50代の3組

40代・50代でシングルマザーと出会い、結婚を考えている男性は実際にいます。未婚の男性、子どもが成人している例、小学生の子どもがいる例。ラス恋で出会った3組の実話を紹介します。

46歳・未婚の男性×子ども2人の44歳女性|子どもたちとも会うように

  • 男性46歳・未婚・東京都
  • 女性44歳・15年ほど前に離婚・子ども2人・埼玉県
  • いま交際中。子どもたちとも会っている(2026年8月公開時点)

出会い

Aさんは、プロフィールに子どもがいることを書いていました。マッチングしてから約2か月メッセージを交わしたあと、公園で初めて会いました。初めて会ったその日に、AさんはTさんを「今度子どもと一緒に海水浴に行きませんか?」と誘います。

男性の本音

仕事で子どもと接することが多いTさんは、その場では迷わず返事をしました。

「仕事柄、子どもと接する機会が多いので、「全然大丈夫ですよ」とお伝えしました。」(Tさん)

それでも、内心は不安だったそうです。

「ただ、好きな人のお子さんとなると話は別で、「どう接したらいいんだろう」「ちゃんと仲良くなれるかな」と、内心ではいろいろ考えてしまいましたね。」(Tさん)

そのあと

Aさんも、子どもがいるからこそ、真剣に向き合える相手を探していました。

「私には子どもがいるので、次に恋愛をするなら、いい加減な気持ちでお付き合いをすることはできないと思っていました。」(Aさん)

今では、Tさんは子どもたちとも会い、手料理をふるまうまでになっています。

出典:ラス恋ストーリー「一人で夢を追いかける人生から、ふたりで未来を描く人生へ。運命の出会いが教えてくれたこと」(2026年8月)

55歳男性×54歳女性|子どもは成人、今年中の入籍を考えて

  • 男性55歳・離婚して7〜8年・大学生の子ども2人・愛知県
  • 女性54歳・離婚して4年半ほど・子ども2人(どちらも一人暮らし)・愛知県
  • いま交際中。今年中の入籍を考えている(2026年6月公開時点)

出会い

ふたりは3年ほど前、別のアプリで一度マッチングしていましたが、会う前にやりとりが途切れていました。ラス恋で偶然もう一度マッチングし、再会から約2週間後、平日の仕事帰りに、ふたりの家の中間にあるファミリーレストランで初めて会いました。

子どもが成人しているからこそ

Dさんの子どもたちは、すでに家を出て一人暮らしをしています。

「私にも娘と息子がいるのですが、二人ともすでに一人暮らしをしていて、子育てがひと段落した頃には家の中が急に静かになってしまって…。」(Dさん)

入籍に向けて

Dさんはすでに自分の家族に再婚の考えを伝えていて、残るのはDさんの子どもたちへの説明です。Kさんは、子どもたちに理解してもらってから次に進むつもりだと話しています。

「あとは、Dさんのお子さんたちにもきちんとお話をして、ご理解いただければ、次のステップへ進めるかなという段階ですね。」(Kさん)

「順調に進めば、今年中の入籍を考えています。」(Kさん)

出典:ラス恋ストーリー「3年前に会えなかったふたりが、ラス恋で再会し再婚へ。あの日途切れたご縁が結んだ幸せな未来」(2026年6月)

44歳・未婚の男性×小学生の息子がいる41歳女性|キャッチボールで距離が縮まる

  • 男性44歳・未婚・大阪府
  • 女性41歳・離婚・小学生の息子と暮らす・兵庫県
  • いま交際中(2025年12月公開時点)

相手を選んだ基準

Iさんが相手選びでいちばん大切にしたのは、子どもと合うかどうかでした。

「絶対に譲れなかったのは「子供との相性」でしたね。」(Iさん)

子どもと初めて会った日

交際が始まった次の週、TさんがIさんの住む町まで会いに来ました。子どもを預けられなかったため、そのまま3人で会うことに。Tさんは早めのクリスマスプレゼントを用意し、息子さんのリクエストでキャッチボールにも付き合いました。

「子供も喜んでいましたし、当日は「キャッチボールしたい」という子供のリクエストにも、彼は嫌な顔ひとつ見せずに付き合ってくれて。」(Iさん)

そのあと

「子供が小学生のうちに、もしこの先一緒にいることが決まった場合は、彼が私のほうに来てくれると言ってくれましたね。」(Iさん)

※このふたりは交際を始めた次の週に子どもと会っていますが、Iさん自身も「まだ早くない?」と不安だったそうです。子どもと会う時期は、焦らず、ふたりと子どもの気持ちが整ってからで大丈夫です。

出典:ラス恋ストーリー「子供の将来のために...ラス恋で出会った彼は、理想以上に素敵なお相手でした」(2025年12月)

3組に共通していたこと

✓ 3組に共通していたこと

  • 子どもがいることを最初から隠さなかった:女性がプロフィールや早い段階で伝え、男性もそれを前提に会っていた
  • 男性が不安を抱えながらも、子どもと向き合った:「どう接したらいいんだろう」と迷いながら、一緒に遊ぶ・料理をつくるなど、できることから始めていた
  • 子どもの気持ちを順番に確かめている:子どもが成人していても、きちんと話して理解してもらってから進もうとしていた

ほかの体験談は、ラス恋ストーリーで読むことができます。

40代・50代で、子どもがいる相手と出会った人もいます

男性の92%が登録から3日以内にマッチ

※登録後3日以内に有料会員になり、50回以上いいねした男性

ラス恋で40代・50代のお相手をさがす(登録無料)▶

シングルマザーの再婚率・子連れ再婚の離婚率は?公的データでわかること

「シングルマザーの再婚率」を直接示す国の統計はありません。子連れ再婚の離婚率を示す公的な統計もありません。わかっているのは、再婚が珍しくないこと、40代で結婚する女性の約半分は再婚だということです。

「シングルマザーの再婚率16〜17%」は、シングルマザー全体の数字ではない

ネットでよく見る「シングルマザーの再婚率は約17%」という数字の多くは、その年に結婚した女性のうち、再婚の人の割合です(2019年は16.9%)。シングルマザーが何%再婚するかを示した数字ではありません。

最新の2025年は、結婚した夫の17.5%、妻の15.4%が再婚でした。夫婦のどちらか、または両方が再婚のカップルで数えると、結婚するカップルの約4組に1組(23.8%)は再婚です(厚生労働省 人口動態統計)。

約4組に1組

結婚するカップルのうち、夫か妻が再婚(2025年)

15.4%

結婚した妻のうち、再婚の人(2025年)

40代で結婚する女性の約半分は再婚

年代別に見ると、年齢が上がるほど再婚の割合は高くなります。40代前半で結婚する女性の42.2%、40代後半では63.3%が再婚です。40代・50代でシングルマザーと結婚することは、特別なことではありません。

結婚した女性のうち、再婚の人の割合(2024年)

30〜34歳14.3%
35〜39歳26.7%
40〜44歳42.2%
45〜49歳63.3%
50〜54歳77.5%
55〜59歳83.5%

※厚生労働省「人口動態統計」(2024年、その年に結婚生活に入ったもの)の妻の年齢別の初婚数・再婚数から、当メディアで「再婚数÷(初婚数+再婚数)」を計算(国立社会保障・人口問題研究所『人口統計資料集2026』表6-3・表6-5)。子どもの有無は区別していません。

離婚した女性が5年以内に再婚する割合

離婚した人がどのくらい再婚しているかを調べた国の統計もあります。2011年に離婚した妻のうち、5年以内に再婚した人は22.1%でした。年齢別では、離婚したときに30代前半だった人で29.2%、40代前半で14.0%です(厚生労働省 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」2016年度)。

離婚したときの妻の年齢5年以内に再婚した割合
30〜34歳29.2%
35〜39歳20.3%
40〜44歳14.0%
45〜49歳13.0%
50歳以上10.8%
全体22.1%

※2011年に離婚した妻のうち、2016年までに再婚した人の割合。子どもがいない人も含みます。

年齢が上がるほど、離婚から5年以内に再婚する人の割合は下がります。ただ、上のグラフのとおり、40代以降で結婚する女性の多くは再婚です。子育てが落ち着いてから、時間をかけて再婚を考える人も少なくありません。

子連れ再婚の離婚率を示す公的な統計はない

「子連れ再婚の離婚率は50%」といった数字を見かけることがありますが、子連れ再婚や再婚した人の離婚率を示した国の統計は、今のところ見当たりません。もとの調査が示されていない数字は、参考にしないほうが安全です。

国の統計でわかっているのは、子どもがいる離婚が多いことです。2024年の離婚185,904組のうち、親権を行う子どもがいる離婚は95,436組(約51%)。そのうち86.5%は、妻がすべての子どもの親権を持っています(厚生労働省 人口動態統計)。子どもを育てながら再婚を考える女性は、それだけ多いということです。

シングルマザー本人の再婚について知りたい方へ

結婚前に知っておきたいお金と法律|児童扶養手当・養子縁組・子どもの姓

シングルマザーと結婚すると、彼女が受け取っている児童扶養手当は原則として受け取れなくなります。子どもと養子縁組をするかどうかで、扶養や相続、子どもの姓の扱いも変わります。入籍の前に、ふたりで確かめておきたいことをまとめました。

児童扶養手当は、再婚や事実婚で受け取れなくなる

児童扶養手当は、ひとり親家庭の子どものための手当です。2026年4月分からの月額は、子ども1人で最大48,050円です(こども家庭庁)。

母親が再婚して、子どもが母の配偶者に養育されるようになると、児童扶養手当は原則として支給されなくなります。ここでいう配偶者には、婚姻届を出していない事実婚の相手も含まれます(児童扶養手当法)。

⚠ 籍を入れなくても「事実婚」と判断されることがある

  • 一緒に暮らしていれば、婚姻届を出していなくても事実婚と判断されるのが原則
  • 別々に暮らしていても、頻繁に定期的に訪ねていて、生活費を定期的に援助している場合は、事実婚と判断されることがある
  • 受け取る資格がなくなったら、資格喪失の届け出が必要。届け出ずに受け取り続けると、返還を求められることがある

※厚生労働省の通知「児童扶養手当の取扱いに関する留意事項について」などによる。くわしくは住んでいる市区町村の窓口で確認できます。

結婚や同居を始める時期によって、彼女の家計が変わります。手当がなくなる分をどうするかも含めて、ふたりで話し合っておきましょう。

養子縁組をする・しないで変わること

彼女の子どもと養子縁組をすると、法律上も親子になります。しない場合は、一緒に暮らしていても、法律上の親子ではありません。

 養子縁組をする養子縁組をしない
法律上の親子親子になる(母と一緒に親権を持つ)親子ではない
扶養の義務お互いに扶養の義務がある法律上の義務はない
相続子どもは自分の相続人になる(実子と同じ取り分)相続人にならない(遺言で財産を残すことはできる)
子どもの姓原則として自分の姓になるそのまま(変えるには家庭裁判所の許可が必要)
実の父との関係親子関係は続く(実の父の相続人でもある)変わらない

※民法、法務省「養子縁組について知ろう」「未成年者を養子とすることをお考えの方へ」による

手続きで知っておきたいのは、次の点です。

  • 家庭裁判所の許可はいらない:未成年の子どもを養子にするには、ふつうは家庭裁判所の許可が必要ですが、配偶者の子ども(連れ子)なら不要です。市区町村の役所への届け出で効力が生じます
  • 15歳未満は親権者が代わりに承諾する:子どもが15歳以上なら、本人が承諾します
  • 元夫と共同親権の場合:2026年4月の民法改正で、離婚後も父母がともに親権を持つことができるようになりました。共同親権の場合、15歳未満の子どもの養子縁組は父母がともに決めることになり、意見が合わなければ家庭裁判所の手続きが必要になります
  • 離婚しても親子関係は残る:彼女と離婚しても、子どもと離縁の手続きをしない限り、養子との親子関係や扶養の義務は続きます

なお、元夫から受け取っている養育費は、再婚や養子縁組で状況が変われば、家庭裁判所で額の見直し(減額を含む)を求められる場合があります(裁判所)。「縁組すれば養育費がなくなる」わけではないので、どうなりそうかは彼女と一緒に確かめておくと安心です。

子どもの姓は、母親が再婚しても自動では変わらない

母親が再婚して姓が変わっても、子どもの姓はそのままです。子どもの姓を変えるには、次のどちらかが必要です。

  • 再婚相手と養子縁組をする(子どもは養親の姓になる)
  • 家庭裁判所で「子の氏の変更」の許可を受ける

学校や友だち関係への影響もあるので、子どもの年齢や気持ちも聞きながら決めましょう。

相続と相続税

養子縁組をした子どもは、自分の相続人になります。自分にすでに子どもがいる場合は、その子どもと同じ割合で相続することになるので、自分の家族とも話しておくと、あとでもめにくくなります。

相続税の基礎控除は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」です。法定相続人に数える養子の数には制限がありますが、配偶者の連れ子を養子にした場合は実子と同じ扱いになり、数の制限を受けません(国税庁)。

養子縁組をしない場合、彼女の子どもには相続権がありません。財産を残したいときは、遺言書を用意しておく方法があります。具体的なことは、弁護士や税理士などの専門家に相談すると確実です。

40代・50代でシングルマザーと結婚するときに考えること

40代・50代でシングルマザーと結婚するときは、子どもの年齢によって考えることが変わります。子どもが中高生なら学費と自分の老後が重なり、子どもが成人していれば、親子というより大人どうしの関係になります。

ひとり親家庭の母親の平均年齢は41.9歳です(厚生労働省 令和3年度全国ひとり親世帯等調査)。40代・50代で出会うシングルマザーは、子どもが小学生から成人までと、さまざまです。

子どもが中高生なら、学費と自分の老後が重なる

40代・50代で結婚して、相手の子どもが中学生・高校生の場合、高校や大学の学費がかかる時期と、自分の定年や老後の準備の時期が重なりやすくなります。

先に話しておきたいこと

  • 子どもの進学の予定と、学費を誰がどれだけ負担するか
  • 自分が定年を迎えるときに、子どもは何歳か
  • 老後のお金を、ふたりでどう準備するか

思春期の子どもは、母親の再婚に複雑な気持ちを持ちやすい時期です。無理に家族らしくしようとせず、子どもの生活リズムや考えを尊重することから始めましょう。

子どもが成人していれば「母親のパートナー」として

子どもがすでに成人している場合、「新しい父親」になる必要はありません。子どもから見れば、母親の人生のパートナーです。大人どうしとして、あいさつや食事の機会をつくり、少しずつ顔なじみになっていけば十分です。

成人した子どもと養子縁組をしない場合、子どもは自分の相続人にはなりません。一方で、子どもが心配しやすいのは、母親の再婚で相続や家がどうなるかです。財産のことをどう考えているかを先に伝えておくと、子どもも安心しやすくなります。

実例で紹介した55歳の男性と54歳の女性のように、子どもたちにきちんと話して、理解してもらってから入籍を考えるカップルもいます。

自分の親の介護や、自分の子どもとの関係も話しておく

40代・50代の結婚では、相手の子どものことだけでなく、自分の側のことも話題になります。

  • 親の介護:自分や彼女の親の介護が始まる時期と重なることがある。誰がどこまで担うか
  • 自分の子ども:自分にも前の結婚の子どもがいる場合、お互いの子どもとの関わり方や相続
  • 住まい:どちらの家に住むか、子どもが独立するまで別々に暮らすか

子どもが独立するまでは別々に暮らす、という選び方をするカップルもいます。その場合も、彼女が児童扶養手当を受けているときは、事実婚と判断されることがあるので、先に市区町村の窓口で確かめておくと安心です。ふたりにとって無理のない形を、話し合いながら決めていけば大丈夫です。

【Q&A】シングルマザーとの結婚・再婚でよくある質問8選

Q1. シングルマザーと結婚するデメリットは?

A. 子どもとの関係づくりに時間がかかること、元夫との関係(面会交流・養育費)が続くこと、子どもの教育費などお金の負担が増えること、親に反対されやすいこと、夫婦の時間が取りにくいことが挙げられます。どれも結婚前に話し合っておくことで、後悔しにくくなります。

Q2. 初婚の男性がシングルマザーと結婚して後悔しませんか?

A. 後悔する人もいれば、幸せに暮らしている人もいます。初婚の男性の場合、いきなり「父親」になることへの戸惑いが大きくなりがちです。子どもとの関係は年単位でつくるものと考え、お金や養子縁組のことを結婚前に話し合っておくと、後悔しにくくなります。

Q3. 連れ子をかわいいと思えなかったら、どうすればいいですか?

A. 血のつながらない子どもを、最初から自分の子どものようにかわいいと思えないのは自然なことです。好きになろうと無理をするより、「信頼できる大人」として接することから始めましょう。ひとりで抱え込まず、パートナーやステップファミリーの相談窓口に話すことも大切です。

Q4. 自分の子どもが生まれたら、連れ子との関係は変わりますか?

A. 変わることはあります。連れ子が「自分は大事にされていない」と感じたり、自分の親が孫を分け隔てしたりすることもあります。ふたりの子どもがほしいか、生まれたらきょうだいをどう育てるかは、結婚前に話し合っておきたいことのひとつです。

Q5. 子どもに「お父さん」と呼んでもらうべきですか?

A. 無理に呼ばせる必要はありません。呼び方は子どもに任せ、名前やあだ名で呼ばれる関係から始めても大丈夫です。呼び方よりも、子どもが安心して過ごせる関係をつくることのほうが大切です。

Q6. 養子縁組は必ずしないといけませんか?

A. 必須ではありません。養子縁組をすると、法律上の親子になり、扶養の義務や相続権が生まれます。しない場合は、法律上の親子にはなりません。子どもの年齢や気持ち、相続のことも考えて、ふたりで決めましょう。くわしくは「結婚前に知っておきたいお金と法律」で紹介しています。

Q7. シングルマザーは再婚しない方がいいのでしょうか?

A. 再婚するかどうかに正解はありません。40代前半で結婚する女性の42.2%、40代後半では63.3%が再婚です(2024年)。子どもの気持ちを大切にしながら、自分のペースで考えることが大切です。

Q8. 付き合ってどれくらいで結婚を考えるものですか?

A. 決まった期間はありません。期間の長さより、子どもと何度か会って関係ができているか、お金や養子縁組のことを話し合えているか、お互いの家族に理解してもらえているかを目安にすると、焦らずに判断できます。

まとめ|シングルマザーとの結婚は、話し合いで後悔を減らせる

シングルマザーとの結婚で後悔する人はいます。ただ、その理由の多くは、結婚する前に話し合っておけることです。

この記事のポイント

  • 後悔の理由は5つ:子どもとの関係、元夫との関係、お金、親の反対、夫婦の時間。どれも事前に話し合える
  • 子どもとは時間をかけて:「親」になろうとせず、まずは信頼できる大人として。子どもが成人していれば、母親のパートナーとして向き合う
  • お金と法律は入籍前に確認:児童扶養手当は再婚や事実婚で原則として受け取れなくなる。養子縁組をするかどうかで、扶養や相続、子どもの姓が変わる

「やめとけ」と言われても、ふたりで準備を重ねて家族になっている人たちがいます。40代・50代でシングルマザーと出会い、子どもと向き合いながら将来を考えている男性もいます。焦らず、ふたりと子どものペースで進めていきましょう。

ラス恋CVバナー(まとめ)

ラス恋の公式サイトを見る→


【引用・参考文献】

  • 厚生労働省「令和7年(2025)人口動態統計月報年計(概数)の概況」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai25/dl/gaikyouR7.pdf
  • 厚生労働省「令和7年(2025)人口動態統計(確定数)の概況」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei25/dl/05_gaikyouR07.pdf
  • 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2026」表6-1 初婚・再婚別婚姻件数 https://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/P_Detail2026.asp?fname=T06-01.htm
  • 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2026」表6-3 性,年齢(5歳階級)別初婚数 https://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/P_Detail2026.asp?fname=T06-03.htm
  • 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2026」表6-5 性,年齢(5歳階級)別再婚数 https://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/P_Detail2026.asp?fname=T06-05.htm
  • 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2026」表6-14 親権を行わなければならない子をもつ夫妻別離婚数 https://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/P_Detail2026.asp?fname=T06-14.htm
  • 厚生労働省「平成28年度 人口動態統計特殊報告 婚姻に関する統計の概況」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/konin16/dl/gaikyo.pdf
  • 厚生労働省「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」(こども家庭庁)https://www.cfa.go.jp/policies/hitori-oya/reserch_single-parent_households
  • 児童扶養手当法(e-Gov法令検索)https://laws.e-gov.go.jp/law/336AC0000000238
  • こども家庭庁「児童扶養手当について」https://www.cfa.go.jp/policies/hitori-oya/fuyou-teate
  • 厚生労働省「児童扶養手当の取扱いに関する留意事項について」https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tc1135&dataType=1&pageNo=1
  • 法務省「養子縁組について知ろう」https://www.moj.go.jp/MINJI/kazoku/youshi.html
  • 法務省民事局「未成年者を養子とすることをお考えの方へ」https://www.moj.go.jp/content/001399951.pdf
  • 法務省「父母の離婚後の子の養育に関するルールが改正されました」https://www.moj.go.jp/content/001449160.pdf
  • 裁判所「子の氏の変更許可」https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_06_07/index.html
  • 裁判所「養育費請求調停」https://www.courts.go.jp/saiban/syurui/syurui_kazi/kazi_07_07/index.html
  • 国税庁 タックスアンサーNo.4152「相続税の計算」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4152.htm
  • 国税庁 タックスアンサーNo.4170「相続人の中に養子がいるとき」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4170.htm
  • NPO法人M-STEP 新川てるえ「ステップファミリーは失敗?!」https://m-step.org/counseling2/2023/05/27/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AF%E5%A4%B1%E6%95%97%EF%BC%9F%EF%BC%81/
  • ラス恋ストーリー https://laskoi.jp/blog/202608_50 / https://laskoi.jp/blog/202606_43 / https://laskoi.jp/blog/202512_28
  • ラス恋 公式サイト https://laskoi.jp/
監修者
藤崎 薫
藤崎 薫 / ミドルシニア専門 婚活アドバイザー

「人生の後半戦こそ、最高のパートナーと。」をモットーに活動する婚活アドバイザーです。大手結婚相談所で10年間、主に40代〜60代の会員様を担当し、数多くの成婚を見届けてきました。若者の婚活とは違い、ミドルシニアのパートナー探しには、介護、資産、そしてこれまでの人生経験という「重み」が伴います。私自身も50代。同世代だからこそ分かる悩みや焦りに寄り添いながら、傷つかないための大人の距離感や、最後の恋を愛に育てるための具体的なアドバイスをお届けします。

この記事をシェアする

タグ

ラス恋